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「おとうさんが『おまえ、なにした?つるつるしとうな』って言いよった」

ストーリーイメージ

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わかめが「育毛によい」という言い伝えはありますが、わかめの職人のおかあさんたちは、それを実践していました。

たえこさん(65歳)は言います。

「色気出してストレート・パーマていうのをかけたら、髪の毛がちりっちりになってもうて。あわてて、切り落としたわかめの葉っぱの先を集めたんを、リンスの代わりに頭にこすりつけよったん。お風呂入る前に洗面器につけといて塩抜きしてな。
1週間ほど続けたら、髪の毛がしゃきっとしてきたんよ!

みよこさん(66歳)も、それを聞いてやってみました。

「洗った後、髪の毛にこすりつけてから、そのわかめを湯船に入れて、肌もこすってみたの。そうしたら肌もつるっつるになりよって。
おとうさんが『おまえ、なにした?つるつるしとうな』って言いよった!!」

…あらあら、なんだか素敵な話です♡

きよこさん(80歳)はこう考えました。

「手袋して作業していても、手がつるっつるになるのは、わかめのせいよ。このぬるぬるがええんよ!

確かに、きよこさんの手は白くてつるっつるです。海塩で荒れそうなものですが、それをしのぐほどに、わかめの成分はがんばってくれるのですね。

阿波市場は、大切な職人のおかあさんたちを知らない間に美しくしている鳴門わかめを、基礎化粧品にできないかと考えました。

なかでも、わかめのなかで生殖機能をもつ「めかぶ」の部分には、潤いを保つ効果のあるフコイダンという栄養素がたっぷり含まれています。ところがそのせいであっというまに傷んでしまうため、切り落として処分されてしまいます。

「このめかぶの部分から、成分を抽出できないだろうか」

そこで阿波市場は、このめかぶの部分を瞬間冷凍し、成分の活性を維持することにしました。その後、徳島の研究所と共同で成分を抽出。大阪の化粧品工場とともに何度も試作を重ね、99%アレルギーのない、誰にでも安心な基礎化粧品を開発することに成功したのです。

「阿波市場 基礎化粧品」は、まさに鳴門わかめと職人のおかあさんたちからの心のこもった贈り物なのです。
どうぞご家族でもお使いください。